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ラ・パリジェンヌ

ラ・パリジェンヌ
「ラ・パリジェンヌ」と名付けましたこのストーリーにおいては、都会のコンパクトな敷地にて、凛としたエレガントな佇まい、かつ、グリーンの潤い感のある建物を意識してデザインしました。
屋根は極力緩勾配にし、地上から見上げるとモールディングだけが見える姿にしています。
フランスの建物の石積みの奥行き感が出るよう、厚めの漆喰に大きな間隔で横方向に太目地を入れています。
縦方向には細い馬目地を入れて石が交互に積まれた風合いを出します。
また、破風や窓・玄関廻りなどに職人芸である石彫レリーフが入るのも石積みの建物の特徴ですが、イニシャルの組み合わせなど、ご希望されるモチーフをオリジナルなデザインに起こして施しております。
(ヨーロピアンな漆喰と施工はゲーテハウスさんにお問い合わせください。ゲーテハウス

laprade右: A.Laprade  ’Les rues de Paris’ より
そして、もう1つ、パリの街並みを眺めていて目を楽しませてくれるのが、芸術的なロートアイアン(鍛鉄)です。 手摺、フェンスや、フランス語でマルキーズと呼ぶカフェやホテルの入り口で見かけるエントランス上部の庇などに使われます。
これらもパリで見かけるような本格的なデザインをオリジナルに起こして製作に出しております。
現代の建物に失われがちな手作り感を大切に、経年により風格が増し、愛着も増す建物となるようデザインしています。
アトリエ アマルフィターナでは住宅、店舗等の建築において「ラ・パリジェンヌ」物語として沢山のヴァリエーションを持って、設計・デザインをご提案しております。

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