コントゥ・ドゥ・フェ スケッチ1

コントゥ・ドゥ・フェ。 フランス語でフェは「妖精」コントゥは「お話」、つまりおとぎ話です。
妖精が棲んでいそうな家ってどんな風に想像されるでしょうか?
どこもかしこも直線で囲まれたカチンカチンの建物には寄りつきそうもない気がします。
自然界の曲線や風合い、有機的な形を感じる空間が好きそうですね。
海の中の世界を想像しながらコントゥ・ドゥ・フェ のヴィラを定規なしで描きました。
妖精と言っても、いろいろな妖精がいるので、いろいろなタイプの妖精の棲み家がありますが、ここは海を見下ろす高い断崖に立つ妖精の館。
ここに棲む妖精は一日中、野山で冒険をしてきた後、なぜか、黄色のランボルギーニで館に帰ってくるちょっぴりやんちゃ者です。
maison conte fee01
maison conte fee02
テラスで海を眺めながらディナーの後は、ぶら~んと浮輪でプールにつかりながら幻想的な音楽のコンサートを夜更けまで楽しみます。
そして、海の朝焼けを鑑賞し・・・また、一日の冒険が始まる。

妖精の棲む家を想像していると、夢がひろがります。
A・ガウディの建築は妖精が喜んで棲みそうな建物ですね。
ガウディは自然界の形や海の生き物の形にインスピレーションを受けながら建築物を創造したそうです。
自然界は曲線で構成されていますが、人間が作り出す建物は直線で構成され、それが今日当たり前となっています。 もちろんコストのこともあります・・・
床さえ水平に保たれ、平衡感覚を失わないよう配慮されていれば、直線の常識にとらわれる必要はないのです。
曲線には直線の束縛から解放してくれる自由、広がりがあり、尖がりがなくクッションのように受け止めてくれる包容感があります。
果てしなくインスピレーションを与えてくれる海の世界。
その世界を沢山見たいと思い、沖縄で泊りがけのダイビングの合宿に参加しライセンスをとったものの、その後ペーパーダイバーになってしまったのでした・・・
海の世界のインスピレーションを集めてみたのでご覧ください。


アトリエ アマルフィターナではコントゥ・ドゥ・フェ と名付けて、自由で伸びやか、まろやかな曲線を採り入れた建築デザイン・設計のご提案をいたしております。 お問い合わせ大歓迎しています。